Spatial Cloud空間クラウド ― 屋内位置特定・空間情報の管理
情報を、
空間につなぐ。
GPSが届きにくい屋内環境でも、画像認識技術により位置を特定し、その場所に情報を紐づけて管理する仕組みです。巡回・点検の記録から、施設内の案内、ARコンテンツの提示まで。用途に合わせて使えます。
ひとつの仕組みで、いくつもの使い方ができます
Nefront Spatial Cloud は、GPSが届きにくい屋内でも画像認識で位置を特定し、建物の情報を場所に紐づけて管理する空間クラウドです。巡回GOは、この仕組みの使い方のひとつ —— 巡回・点検の業務に特化させたサービスです。同じ仕組みで、施設内の案内やARコンテンツの提示といった使い方もできます。用途に合わせて、一緒に形にしていきます。
現実の建物・空間
こんなご相談をいただいています
- 施設内で、場所に応じた案内やコンテンツを提供したい
- 建物の情報を、場所ごとに整理して管理したい
- AIやスマートグラス、ロボティクスを活かした新しいサービスを検討している
- 建物内の情報管理に課題はあるが、解決方法はまだ決まっていない
屋内位置特定 —— 2つの方式を、環境で使い分ける
位置の特定は、スマートフォンのカメラ画像とセンサー情報を、事前に登録した空間情報と照合して行います。屋内の環境はひとつではないので、2つの方式を用意し、現場に応じて使い分け・併用します。
VPS方式
カメラ画像をもとに、位置や向きを特定します。特許取得の独自処理により、既存のVPSが苦手とする屋内の反復形状にも対応できます。マーカーを表に貼りたくない場所にも使えます。
向いている環境 — 見た目に特徴があり、変化が少ない空間
ARマーカー方式
空間情報を持たせたQRコードやARマーカーを画像認識して位置を特定します。開始地点の制約はありますが、安定性と汎用性が高い方式です。
向いている環境 — 変化が大きい、または見た目の特徴が少ない空間
※ 一度位置を特定したあとは、移動しても自己位置が追従して更新されます。精度が落ちた場合は再度読み取って補正します。
空間クラウドが提供するもの
屋内位置特定
カメラ画像とセンサー情報を事前に登録した空間情報と照合し、建物内での位置と向きを特定します。
空間への情報の紐づけ
写真・メモ・文書・動画などを、建物内の座標を持たせた状態で記録・蓄積・共有できます。
ARとマップでの入出力
紐づいた空間データをARで現実に重ねて表示。フロアマップ上での入力・表示にも対応します。
外部システムとの連携
蓄積した空間データを、既存の管理システムやBIMと連携させることができます。
空間を立ち上げる
対象の建物を、システムが扱える空間として用意する工程です。ここが済めば、その上でどのサービスも動かせます。
空間スキャン
空間の特徴をスキャンし、マップを作成します。空間スキャンなしでも、正確な図面があればだいたい対応できます。
マーカー設置
建物内の位置が特定できるQRコードを施設内に設置します。
情報の紐づけ
マーカーを認識したうえで情報を入力・撮影して記録するか、地図画面上で情報を紐づけます。
建設現場だけの技術ではありません
「場所」と「情報」を結びつけたい場面であれば、業種を問わず使えます。いま主戦場としているのは建設・不動産ですが、空間クラウドとしての射程はもっと広いものです。施設案内などのユースケースにも展開していきます。
建設現場・設備メンテナンス
点検・修繕の記録を場所に紐づけて可視化し、蓄積する。巡回GOが担っている領域です。
施設内の案内
視覚的で分かりやすい案内を、その場所に応じて提示する。多言語での対応にも向いています。
展示会・ライブ会場
ブースや座席への案内。場所に合わせたARコンテンツやミニゲームにも。
ARコンテンツ・広告
特定の場所でだけ現れるコンテンツやクーポンを配信する。
そのほか
まだ解決方法が決まっていない建物内の情報管理の課題も、お気軽にご相談ください。
その先に、空間AIプラットフォームへ
屋内位置特定を土台に、周辺データの検索、状況認識、作業記録からの暗黙知の抽出、AIによる案内や作業指示を積み上げていきます。
スマートグラスのように常時身につけられるデバイスと組み合わせれば、人は建物に問いかけるだけで答えを受け取れます。
同じ土台の上で、巡回ロボットをはじめとするロボティクスとの連携も進めていきます。空間の情報が整っていれば、フィジカルAIが建物の構造を理解して自律的に動けるようになります。
スマートグラス・自律ロボット・スマートフォン